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S**H
Wonderful
The book arrived in excellent condition. Thank you.
A**T
English mostly collectors beware, Japanese is harder then French to decipher
From the cover I had hoped for more Red Riding Hood imagery. Absolutely gorgeous book just the most challenging of all of the series for non speakers/readers of Japanese this book is. Be forewarned.
ア**輩
美しいの1言
おとぎ話の挿し絵の全盛期の絵は、雰囲気が凄くて1枚でファンタジーの世界に浸れるものですね。この時期の画家達の絵の雰囲気は、個人的に大好きです。
あ**ぐ
素晴らしい一冊です!
ヨーロッパの童話・挿絵の数々がオールカラーで掲載されてます。その全てが素敵で、美術館級の絵です。作者や作品についての解説もあり、それを読むのも楽しいです。イラストん描く私にとっては、バイブル的な一冊です。
レ**ミ
次はオースティンの画集を出してほしいです
ラッカム、デュラック、ニールセンについては珍しい絵が特にありませんので、彼らのうち誰か一人の絵を沢山見たいのでしたら、Doverなどから出ている画集をお勧めします。ハリー・クラークについても、本書に収録されているほとんどが、パイインターナショナルの画集に収録されています。ウォルター・クレインは「赤ずきん」などの童話の挿絵が数点と、植物を擬人化した絵が少し掲載されています。本書の希有な点と言えば、アラステアとジョン・オースティンが載っていることかと思います。特にジョン・オースティンはロココ風の繊細な絵と、キュビズム風の絵という二つの画風があり、そういう点ではカイ・ニールセンに近いものがあるように感じました。是非オースティンの画集も出してほしいです。(特にロココ風の絵を中心に)知名度の低い画家というのは誰かが紹介してくれない限りずっと知られないままですので、この本を通じてアラステアやオースティンに触れることができて本当に良かったと思いました。
J**Y
美しい挿絵を紹介された本です。
カイニールセンの挿絵が好きで探していた書籍でした。様々なおとぎ話に挿絵された他の絵も美しく興味を惹かれました。
ゴ**塔
良質な本
本書は、有名な挿絵画家の作品を通して、主に20世紀初頭の豪華なカラー挿絵の世界を紹介する本となっています。7人の挿絵画家がメインに取り上げられています。7人分詰め込まれているため、量の部分では期待できませんが、良質な本だと思います。特にこの世界の扉を開いてみようと思った方や、類書を所持していない方にとっては、和書でコンパクトにまとまっており、内容の割には価格も良心的なのでお勧めです。手にとって見やすいサイズで、シンプルながらも“こだわり”が感じられるページレイアウトは、美しくて心地良く、無駄な空白がありません。1つの絵に数行の解説があり、メインに取り上げている作品には、場面説明もついています。巻頭には20ページ程度の時代背景や画家の説明があります。巻末には「おとぎ話の図像学」と題した、35ページ程度の解説があります(ただし大部分は図版です)。ほとんどの絵が1ページ大で、やや黄味があることを除けば、色も概ね良く、裸眼では印刷のドットが目立たないレベルの画質があります。絵の再現性に対する大きな不満は、一部を除いて、私には特にありません。 収録作品は、まず、(1)ラッカム:「不思議の国のアリス」9点、その他9点、巻末に12点、影絵3点(2)デュラック:「千夜一夜物語」11点、その他10点、巻末に6点この2人については、和書でも優れた様々な本があり、(画質はともかく)Dover Publications社の収録数の多いA4サイズの廉価本(洋書)が何冊もあることを考慮すると、初めから色々と詳しく知りたい方には、お勧めできないと思います。代表作には触れられており、質はあるのですが、量がちょっと足りません。次に、(3)カイ・ニールセン:「おしろいとスカート」(*1)25点、「太陽の東、月の西」(*2)11点、「千夜一夜物語」5点、その他6点、巻末に9点ニールセンについては、「Nielsen's Fairy Tale Illustrations in Full Color」(Dover Publications、洋書)に収録されている絵のほとんどがありますが、「太陽の東、月の西」は8点収録されていません。また、「千夜一夜物語」や「グリム童話」はありますが、「アンデルセン童話」は無いようです。 (*1) Minon-Minette, Felcia or the Pot of Pinks, The Twelve Dancing Princesses, Rosanie or the Inconstant Prince, The Man who Never Laughed, John and the Ghosts, The Czarina's Violet (*2) East of the Sun and West of the Moon, The Blue Bell, Prince Lindworm, The Lassie and Her Godmother, The Three Princesses of Whiteland, The Giant Who Had No Heart in His Body, The Widow's Son(※)私の主観ですが、Doverの本との比較では、本書の方が少し画が小さいですが、画質や色は良いと思います。また、新書館の絵本「おしろいとスカート」との比較では、本書の方が色や階調は良いのですが、画質に少しシャープさを欠きます。一方、新書館の本は描線がくっきりしていて、ニールセンの挿絵をより明快に観賞できますが、原画が本当にそうなのか、少し疑問があります。その他には、(4)ウォルター・クレイン:「赤ずきん」5点、その他約12点(「美女と野獣」・「かえるの王子」など)クレインについては、多様な作風の中で、選ばれた絵に少し偏りがある印象がぬぐえませんが、幸い、廉価な「The Art & Illustration of Walter Crane」(Dover Publications、洋書)との重複は、ほとんどありません。(5)ハリー・クラーク:19点(ペロー童話・アンデルセン童話・「ファウスト」・ポオ怪奇小説集など)、巻末に1点(「時は春」)クラークは、“アイルランドの魔法使い”と紹介され、いずれの作品も“さわり”程度になってしまいますが、とりあえずイラストレーターとしての画業は、概観できるのではないかと思います。和書でも、新書館の本が数冊ありますので(ペロー・アンデルセン・ファウスト)、気に入った作風の作品は、本格的に補えます。おそらくこの本の特色は、最後の2人、(6)アラステア:「マノン・レスコー」11点、その他10点(7)ジョン・オースティン:「ハーレクインの冒険」7点、その他17点かもしれません。アラステアは、頽廃的な異形の人々を描き続けた“アール・デコのビアズリー”と紹介され、ジョン・オースティンは、バルビエ風を含む数種類のスタイルを持つ“優雅なモダニスト”と紹介されています。その寸評は、絵を見る限り、ある程度は言い得て妙と思います。ただ、2人ともファンタジーとは少し無縁の、アート指向な作風に感じます。一般的な人気を博するタイプの作品ではありませんし、挿絵のメインストリームに位置する画家とは、少なくとも私には思えません。入門書的な本書にはそぐわない感じもしますが、貴重な紙数を割いてこの2人をわざわざ選んだのは、著者の偏愛のなせるわざなのでしょう。
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