Buck バック：小型のロックバック式のナイフ！ レインジャー / 112

Wonderful Buck knife. The ebony handle made in conjunction with Taylor Guitars is a special touch that this woodworker very much appreciates

1989年の正月にサンフランシスコ、マーケットSt.の刃物店で「I want to buy typical American knives」と言ったら、店主が出してくれたのが110と112でした。二本購入して112は私の訪米で餞別をいただいた先輩に土産としてあげてしまいました。その後ずっと112の方が微妙にスタイルがいいなと思っていましたので今回購入しました。観賞用に購入したので切れ味は分かりませんが、あれから36年も経ってるのに箱は変わってるけど本体仕様が変わっていないのが良かったです。因みに刃物を贈るのは「災いを断ち切る」ということで縁起が良く最適だと思います。

112レンジャーのサイズはオピネルで言うところのNo.8程です。一般的な日本人にはコチラをオススメします。因みに定番の110はNo.10程です。私は手が大きい方(手袋はLかLL )ですが、それでも小指までしっかり掛かるので普通の人に110はかなり大きめだと思います。商品の状態は良好で純正の黄色い箱に入って届きました。細かい事を言えばセカンダリーべべルの研ぎ代が左右で1mm程違う(右1mm、左2mm)のですが、研いで行く中で修正されて行く部分ですので不満は有りません。鋼材の420HCについて。スパイダルコ等のVG-10と比較しても実際の切れ味はホローグラインドと相まって悪くないと思います。研ぎやすさは砥石にもよるとは思いますが、モーラ等の12c27なんかより良く、とても使いやすく感じます。スペック上では安い鋼材ですが、実際使ってみると不満の無い物です。グリップはウッドマイカルタの様ですね。魚を締める等水回りで使っても安心です。クリップポイントは特に刺し易いので締めるのは得意ですね。皮ケースも5mm程の厚みが有る、かなりしっかりした物が付属します。最大の欠点は重量です。ハンドルに真鍮をたっぷりと使った大変重いナイフです。スパイダルコの大型ナイフ、エンデューラ2本分の重量が有りますので注意して下さい。

年々増える宅配ダンボールの始末用にナイフをと思い付き、あれこれ検討した結果これに行き着きました。BUCKは#110(ハンター)が有名ですが#112(レインジャー)のほうが小振りで攻撃的な感じが抑えられてGOODです。デザイン、サイズ、クオリティ、そしてコストとすべてに満足しています。付属のレザーシース(メキシコ製)の縫製はまずますですがこれも厚手で良いものです。

プレゼント用として。シンプルで飽きのこない長く使えるものを探して。

20数年前に購入しました。適度な重さがあり、ロックもしっかりしていて、なかなかいい感じです。切れ味もよく、私は魚をさばくのに使用しています。若干刃が短いので、大きな魚はさばけませんが、秋刀魚、いわし、虹鱒などに使用しています。110も持っていますが、私の手には112の方が馴染みます。野菜を切ったりするのには、刃の若干長い110の方が使いやすいです。

相場よりも少しだけ割安に購入することができ、配送予定日よりも数日早く到着しましたが商品自体は酷いものでした。新品ではありましたが保管状態が悪かったようでナイフ内部の金具やブレード面に塊の錆が大量に付着しており真鍮部もグチャグチャでとても新品とは思えないような有り様…持ち上げただけで錆や埃?がポロポロと落ちてきます。梱包の仕方から見ても包装時に気付きそうですが……こちらでの購入はあまりおすすめしません。

最終的にどの一丁を共にするか悩んだら間違いなく BUCKブラッシュアップしたブレードに大満足レンジャープロを探してたが欠品入荷が待ち遠しい