KeySmart AllTul Shark 4-in-1 Multi-functional Multi-purpose Tool Key Holder Multi Tool Bottle Opener Wrench Plus Slotted Screwdriver Camping Fishing Outdoor Disaster Prevention Goods Multi Tool

三脚のクイックシューをカメラに固定する用に購入。カラビナとストラップ用の紐でカメラバックに吊るすようにしました。デザインが気に入ったのと毎回硬貨を財布から取り出す手間から解放されたので満足。

非常時のツールとして、ゴツくないし小さくまとまっていて形も面白いし、いいとは思う。実際に試してみても、不満がないではないが、非常用としてならまあ使えそう。その不満だが、小さいものはたくさんある。まずその1。写真1のように台紙の本体の周りにピクトグラムがあるのだが、本体のその機能の位置にはあまり対応していない。左上のピクトグラムの栓抜きは本体では物差しの内側だし、右上の”KEYRING HOLE”って本体のどこ？左下の勾玉みたいな形の穴でしょ？レンチのピクトグラムは本体中央部の結束バンドで止めてある辺りじゃないと・・・。ピクトグラムと本体機能の位置が対応しているのは＋・ードライバーと物差し、おまけでカラビナの4つくらいで半分もいかない。台紙の裏面（写真2）には本体のどこが何の機能、という説明があるが、ご覧の通り字の小さいこと、中年以降の人は老眼鏡なしでは読めないよ、英語だし。余白は十分あるのだから、もっと大きく書けるでしょ？左下の2つはラベルで隠れちゃってるし。非常時になって初めて取り出して読む人だって少なからずいると思うが・・・。「説明」の基本的な意味がわかっていない、と言いたい。不満の2つめ。写真3のワイヤカッタだけど、ちょっと位置がずれていないだろうか。開いた状態ではこの通り良さそうだが、閉じてくると写真4のように穴と刃がずれてくる。この穴の太さのワイヤをこれで切ることはないだろうが、木・プラやロープなら十分ありうる。試しに呼び径3mmのパラコードを切ってみたら、予想通り（写真5）穴の下半分は切れない。切り残した部分が最後まで刃に当たるように何度も回して切ってみたが、素線の何本かが残ってしまって切れなかった。（写真6）もっと硬い電線や細い1mmくらいのコードは切れたが、スパッと気持ち良くとまではいかなかった。不満の3つめ。本体の栓抜きのところにピクトグラム（写真7）はいいけれど、どうして台紙のピクトグラムと違うの？それにここだけではなく本体各所に台紙に対応したピクトグラムをつければいいのに。それとなぜ物差しの単位のインチ「IN」はこんなに小さいんだろう。この裏には（写真8）ミリ単位の目盛りがあるが、こちらも「MM」は小さいし目盛りはもっと見難い。目盛りの線をインチ側と同じように、10ミリ毎は長く、5ミリは中間の長さ、にすればずっと見やすいはず。それに両面とも0、1、2くらいの数字を入れたら？アメリカの会社らしいので、ミリ単位は軽視されてると感じるが、レンチの裏面側に記された小さな数字はなぜかミリ単位。機能は満載だが、説明等は総身に知恵が回り兼ねているような感じで、ユーザの視点で製品を見ることができていない。小さくて可愛いから少しおまけで星4つ。

ドライバー代わりに使っています。なくしそうなので紐をつけました。

とても使いやすい商品です。

この手のツール、しかもこの価格帯に使い勝手を求めるのは間違いかも知れません。それでも「緊急時に頼りにする」事を前提に考えると加工精度の甘さが気になります。プラスドライバーの山がそれで、なんとなくは付けてあるので回らなくはないですが、まずネジを舐めます。コレぐらいしか工具が無い時に使う程度の物です。カッター部は一応紐程度は切れます。レンチ部も妙なバリが見えますが、実用には多分問題ないでしょう。強度自体はあるので、使って壊れるものではないです。もう一歩という欲しい感想。

キースマートでワイヤーカッターがついているのはいい！他にも多彩な１０種の機能がありがたい。

いつもリュックにぶら下げて持ち歩いていますが、多機能ナイフツールのほうが使いやすく、ほとんど出番がないです。それはなあに？とは聞かれるけれど、謳われているそれぞれの用途が形状からはピンとこないです。

購入した商品のタグを外すときなどに備えてマルチツールを持ちたいけれど、あからさまなナイフやハサミという形をしていてほしくない、という観点で見たときにこの製品はちょうどよかった。